8月も後半にさしかかり、子ども達は残りの夏休みを思いっきり楽しんでいるところでしょうか。そんな元気いっぱいの子ども達を対象に、スズキ歴史館では7/19~7/25にかけて夏休みものづくり教室を実施し、小学4年生~中学3年生の140名近くの子ども達が参加してくれました。
今回のものづくり教室のテーマは「海洋プラスチックごみ」。実際に海辺に捨てられていたプラスチックごみを、レジンを使ったキーホルダーやマグネットの飾りとして活用します。スズキは海で使用する「船外機(船の外につけるエンジン)」を製造・販売していることから、水辺の環境保全活動に取り組んでいます。水辺の問題の一つに「海洋プラスチックごみ」があり、今回のイベントに繋がりました。
それでは早速、イベントのレポートをしていきます!
🚩イベント概要
内容 |
夏休みものづくり教室2025 |
開催日 | 7月19日(土)・20日(日)・23日(水)・24日(木)・25日(金) ※各日午前/午後の計2回 |
対象 | 小学4年生~中学3年生 ※小学生は保護者同伴 |
定員 | 各回15名(先着申込順) |
参加費 | 無料 |
スズキ歴史館のものづくり教室は、工作の内容に関連した講義を毎回行っており、イベントを通じてこども達の知識を育む機会を大切にしています。
今回はマリン営業部のスタッフが駆け付け(一部日程除く)、世界中で問題視されている海洋プラスチックのごみ問題や船外機チームが行っている水辺の清掃活動、普段の生活に身近なごみの分別方法についてなど、環境意識を高める講義を行いました。


海中のプラスチックごみをウミガメがクラゲと間違えて食べてしまうショッキングな映像を真剣な眼差しで見る子ども達。最後に実施されたごみの分別方法のクイズでは、子ども達と親御様が一緒になって正しい分別方法について学んでいただきました。


講義が終わると、待ちに待った工作体験です!
まず飾り用のプラスチックごみを選びにいきます。このプラスチックごみは先日行われたマリン営業部の世界一斉清掃活動「Ocean of Tomorrow: Universal Clean-up Day」の際に拾ってきたものと、歴史館スタッフが白須賀海岸で拾ってきたものを準備しました。


そしてレジン液を慎重に入れていきます。綺麗に仕上げるためには満遍なく型に入れていくのがポイント。ラメや貝殻の飾りをつけて子ども達は思い思いに仕上げていきます。


UVライトの照射時間が待ちきれない様子の子ども達。わくわくしている気持ちが伝わってきます!


しっかりライトを照射させたら完成!自分だけのオリジナルキーホルダーとマグネットができました。上手にできましたね!


参加していただいたお客様からはこんな嬉しいコメントも!
💬「夏休みの自由研究にも役立つ内容でとても良かったです。」
💬「今、問題になっている地球環境を理解しながらゴミになるものを生かして子どもたちが楽しくものづくりができてとても良かったです。」
💬「流行りのレジンとSDGsの組み合わせが最高です。」
💬「学びも体験もできて良かったです。雰囲気も良く、サポートも手厚く、楽しく参加させていただきました。」
💬「何度も参加させていただいていますが、1番喜んでいたように思います。海やゴミのお話も、興味深く、親子で勉強になりました。」
水辺の環境問題やスズキの船外機チームが行っている取り組み、正しいごみの分別方法を学びながらものづくりが楽しめる、内容盛りだくさんのイベントとなりました。
今回のイベントに参加してもらったことで、子ども達には、ごみの分別方法など身近な問題から環境について少しでも意識してもらえたら嬉しく思います。
次回も子ども達に楽しんでもらえるようなイベントを企画します!冬休みまで楽しみにお待ちください。