スズキ歴史館のお土産コーナーに新たにバイクのイラスト(作・柴田制作所)が仲間入りしました。
写真ではないかと見間違うほど精巧ですが、どこか温かみを感じられるイラストで、A3サイズの中にびっしり書きこまれたメカニズムにじっくり見入ってしまいます👀
(左上)2020 SUZUKI GSX-RR Team SUZUKI ECSTAR(左下)1993 SUZUKI RGVΓ500 Team LUCKY STRIKE SUZUKI
(右上)1982 SUZUKI GSX1100S KATANA
(右下)1962 SUZUKI RM62
今回イラストになった4車種は当館に展示されている車両のため、4回のシリーズに分けてご紹介します。
2020 SUZUKI GSX-RR Team SUZUKI ECSTAR【スズキ歴史館限定】
スズキ創立100周年記念の年に、MotoGP™クラスで年間チャンピオン獲得!
二輪車レースの最高峰「FIMロードレース世界選手権(MotoGP™)」の2020シーズンにおいて、MotoGP™クラスにTeam SUZUKI ECSTARから参戦したジョアン・ミル選手が乗車し、ライダーチャンピオンを獲得した車両です。なんと最高速は340km/h以上。
スズキのライダーがタイトルを獲得するのは、2000年のケニー・ロバーツ・ジュニア選手以来、実に20年ぶりのことでした。
また、同年アレックス・リンス選手の頑張りもあり、チームチャンピオンも獲得。Team SUZUKI ECSTARとして初のチームチャンピオン獲得となり、2冠を達成しました。
なお、こちらのイラストは現在スズキ歴史館でしか買えない限定アイテム✨となっています!
先日スズキのMotoGP™プロジェクトリーダーを務めてきた佐原さんが来館し、購入後にTwitterでこんなつぶやきをしてくれました。
1枚1000円でございますA3判https://t.co/bCOTNU3V8U
— Shinichi Sahara 佐原伸一 (@shinichi_sahara) May 30, 2023
実車はどこにある?
当館1階にレースで活躍した車両を展示しているスペースがあります。一番手前にあるのがSUZUKI GSX-RR Team SUZUKI ECSTARですね。
ブルーにストレートシルバーを組み合わせた配色の車体で、目印はジョアン・ミル選手のゼッケン番号「36」です。
手で触れたり乗っていただくことはできませんが、レースで活躍した車両をこれだけ間近で見ていただけるのはとても貴重です。
2020年はスズキが創立100周年を迎えた年でしたので、よく見ていただくと車体の随所に「100th ANNIVERSARY」の記念ステッカーが貼ってあることに気付いていただけるかもしれません。
次回は、あのケビン・シュワンツが最初で最後の世界王者を獲得したマシン「1993 SUZUKI RGVΓ500 Team LUCKY STRIKE SUZUKI」をご紹介します。
お楽しみに!