浜松のものづくりの原点ともいえる「綿花」について学ぶ、浜松科学館のイベント「MENKAフェア」に2月10日~12日の3日間、スズキ歴史館が参加しました。
「綿花とスズキ?関係あるの?」と思われるかもしれませんが、実は糸を織って布にする機械(「織機(しょっき)」)を作るところから、スズキのものづくりは始まりました。
糸の材料である綿花と、布を織る織機をテーマに浜松科学館とスズキ歴史館がコラボ!ということで、当日はスズキ歴史館手作りの「ミニ織機」を使って、綿100%の糸でコースターを織ってもらい、57名の親子連れに体験いただきました。
🚩イベント概要
内容 | ミニ織機でオリジナルのコースターを織ろう! |
開催日 | 2月10日(土)、11日(日)、12日(月) 各日午前/午後の計2回 |
対象 | 小学1年生~6年生(3年生以下は保護者同伴) |
ここからは当日の様子をご紹介します!
コースター作りの前に、スズキ歴史館スタッフが織機で布を織る仕組みを簡単にレクチャーしました。
綜絖(そうこう)と呼ばれる部品に経糸(たていと)を通し、上下させることで効率的に緯糸(よこいと)を通すことができます。(少し難しかったかな?)
仕組みが分かったところで、いよいよコースターづくりへ!
緯糸を通し綜絖を上げ下げし…。根気のいる作業を繰り返し行いますが、低学年の小学生でも諦めずに完成させることができました。昔の人たちはとても苦労しながら布を織っていたことがよくわかりますね。繰り返しの作業で大変でしたが、達成感を味わえるコースターづくりとなりました。
お客様からは、好評の声を多数いただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
💬子供には根気の要る作業だが、頑張ったらできるというような経験も必要だと思うので、良い機会でした。スタッフの方も丁寧に教えて下さいました。
💬織機の構造や布の織り方がわかりやすく、とても良い経験になりました。子どもはとても楽しそうで、シャトルを一回通すたびに手触りを味わっていました。
💬はじめの説明も子供はなかなか知ることができないので、よいきっかけになったと思う。
一方、科学館での「MENKAフェア」では、綿花の種をとって「フクロウ」をつくるワークショップや、綿花の歴史についての紙芝居が実施されていました。
「MENKAフェア」は2月25日(日)まで実施されていますので、ご興味がある方はぜひ浜松科学館に足を運んでみてください。
🏢浜松科学館 みらい~ら ► MENKA Fair
また、浜松科学館では、スズキのクルマとオートバイのシミュレーターが常設展示されています。クルマの走る仕組みや機能が楽しく学べますのでぜひ体験してみてください。
(場所:浜松科学館 2階 力(ちから)ゾーン)
お子さま向けイベントは、スズキ歴史館でも開催されています。春・夏・冬休みのタイミングでご案内できればと思っておりますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
次回のブログもお楽しみに…。