スズキ歴史館では、未来を担う子どもたちに「ものづくり」の楽しさを伝える活動として「冬休みものづくり教室」を開催しました。
今回のイベントでは昨今では小学校でも必修化となってきている、注目度が高い「プログラミング」を題材として実施。計4日間で約80名のお子様にご参加いただきました。
🏴 イベント概要
内容 | ブロックを組み立てたトラックをプログラミングして動かそう |
開催日 | 12月23日(土)、24日(日)、26日(火)、27日(水) 各日午前/午後の計2回 |
対象 | 小学1年生~6年生 ※小学3年生以下は保護者の方が同伴 |
株式会社ソニー・グローバルエデュケーションさんの「KOOV®」という学習機材を使用してプログラミングを体験します。
KOOVについてプログラミングの経験がないので…という心配は無用。実際に参加いただいた方からも、こんなお声をいただきました。
💬 小学生1年生なのでついていけるか心配だったが、組み立てやプログラムが問題なくできていた。子供が親の予想以上に成長している姿を見れて有意義なイベントでした。
💬 パズルのように組み立てを楽しんだり、プログラムを学べたり低学年の子供でも楽しむことができました。
ここからは、イベントの様子をお伝えしていきます!
まずはiPadの電源を入れて設計書を開きます。用意されたキットから今回使用するブロックやパーツを取り出して準備開始。
準備が完了したら、画面に表示される「ロボットレシピ」と呼ばれる手順書を参考にブロックを組み立てていきます。
どのブロックをどの部分と組み合わせればいいのか分からなくなった時も大丈夫。画面の中のブロックを360度回転させてみたり、拡大・縮小することで取付位置を立体的に確認することができるんです。
保護者の方が組み立てをヘルプする場面も。お子様と二人で協力し合いながら一生懸命に組み立てている姿が印象的でした。
さあ完成!できたぞー!
組み立てが早く進んだ子は余ったブロックを使って、トラックを改造していきます。速そう・強そう・可愛く…どんな改造でもOKです。
トラックが組み立てられたら、いよいよプログラミングに進みます。
モーターの速さや回転する向き・走行時間など、トラックに指示するコマンド(命令文)を画面上で作成していきます。作成が完了したら、iPadからトラックにコマンドを転送します。
トラックの動きを確認し、後ろ向きに進んでしまったらモーターの回転する向きが逆向きなのかな?と考えたり、もっと長くトラックに走ってほしければ待つ秒数を増やさなきゃいけないねと試行錯誤しながら、トラックに指示するコマンドをアップデートしていきます。
ここまでできたら、応用編。トラックに装着した丸い前輪タイヤを取り外し、ブロックで自分の好きなようにタイヤを作っていきます。一番面白い動きになるのは誰かな?
作業テーブルからはみ出すくらい幅の広いトラックもちらほら。広々と走れるように床で走らせます。仕上がったトラックの形は各自の個性や発想が現れるので見ていて、とても面白いです。
最後にトラックを動かすために必要だったモーターは、もちろん車やバイクにも使われていますが、洗濯機や扇風機など皆さんの身近なところでも使われていて、プログラミングによって動いていることをお伝えしてイベント終了です。
今回初めて「プログラミング」を題材にしたイベントを実施しましたが、好評の声を多くいただきました。
💬 子供の好きなブロックとプログラミングとかけあわせていて子供がのめり込んで楽しめていてよかったです。発想力が養われていいと思います。
💬 子供が色々考えて、楽しく出来たので、定期的にやってほしいです。
💬 とても楽しめました。同じようなプログラミングイベントをまた実施してほしいです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回は春休みにイベントを開催予定です。詳細が決まりましたら、歴史館ホームページにてご案内しますのでお楽しみに!
まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛ください。