【母の日】スズキ創業のきっかけ

【母の日】スズキ創業のきっかけ

5/14は母の日ですね🌹

5月の第2日曜日を母の日とする国は、日本だけでなく、母の日発祥の国とされているアメリカのほか、カナダ、デンマーク、ベルギー、イタリア、オーストラリア、ドイツ、フィンランド、トルコ、中国など、世界にも多くあるようです。

今日は母の日にちなんで、スズキ創業のきっかけとなったエピソードをご紹介します。

 

バイクや車のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はスズキは織機からスタートした会社です。

 

スズキの創業者である鈴木道雄は1887年(明治20年)に生まれました。

道雄が生まれた浜名郡芳川村(現在の浜松市南区東部、国道150号沿線あたり)は、遠州地方で綿織物が盛んな地域でした。道雄も幼少期から綿摘みの手伝いをしていました。

父親の勧めで教師になる道もありましたが、創意工夫が好きだった道雄は大工の道を選び、将来は大工の棟梁になることを志します。

父母の元を離れ、厳しい親方に弟子入りした道雄は、早くから一人前の技術を習得し、立派に親方を助けるまでに成長しました。

 

ところが、1904年(明治37年)道雄が17歳の時に日露戦争が勃発し、建築の仕事がほとんどなくなってしまいました。そのため、親方は仕方なく足踏織機※の製作に転向します。

※足踏織機とは手を使わず、椅子に座って足でペダルを踏むことでシャフト(上下に動く棒)を動かす織機。ペダル操作により、手織機に比べ作業が効率的に行われることに加え、両手が空くことで糸の操作が容易になり、連続して織り続けることができる。

道雄は親方の仕事を手伝う中で、織機製作の知識と技術を身につけていきました。

 

1908年(明治41年)弱冠21歳の時に親方の元から独立した道雄は、各地で足踏織機の需要が増えていることに気付き、独力で織機の製作に取り組みます。

3~4日かけて木鉄混製の足踏織機を完成させた道雄は、その記念すべき第一号機を母親マチに贈りました

長年苦労して織物を織る母親の姿を見て「母を楽にしてあげたい」という思いから贈ったのでしょう。

 

道雄が製作した足踏織機は従来の手織機に比べて10倍も能率がよかったと母親マチも驚いたとのことから、たちまち村の評判になりました。やがて、近所の人たちから注文が入るようになります。

これに自信を得た道雄は翌年、鈴木式織機製作所の看板を掲げ、本格的な織機製作に従事するようになっていきます。


 鈴木式織機製作所

当館には3階に当時の看板を再現しており、この看板をくぐった先で道雄の創業エピソード動画を観ることができます。

約100年以上前に、道雄が母を思いやりながら織機を手作りしたことが、今のスズキの原点となったんですね。ここから先のお話はまたの機会に。

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